でしのおはなし

妊活のあれこれを思いのままに

『子どもを作らない夫』は離婚すべき?

ヤフー知恵袋で「子ども いらない 夫」などで検索すると、

私と同じ様な状況を経験した人たちのやり取りが出てきた。

 

そこで少し考えさせられたのが

結婚して数年、夫婦でいつまでたっても旦那が子供をつくる気にならない、といった知恵袋の内容に対し、

「旦那が子供いらない、と主張するなら離婚すべきでは」

というコメントだった。

 

 

 

 

この気持ちは良く分かる。

子どもが欲しいと強く願っている女性に対して、

子どもをつくることに対して真摯に向き合わない夫は憤りを感じる対象であるに違いない。

私自身も夫に「こどもはまだいらない」と言われた時にかなりショックを受けた。

このまま一生子どもがいない生活が待っているのかと思うと、

将来が見えないと感じることもあった。

 

 

だが、“離婚すべき理由”になるというのは私には少々違和感がある。

 

 

 

一般的に、結婚相手とは一生添い遂げるもの、として認識されている。 

子どもを作らないことに対して意見の相違があったときに

お互い歩み寄って答えを出さずに離婚してしまうのは、

『結婚』そのものの価値や意味合いを超えて子どもを持ちたい欲が勝ってしまっている、片方の強硬な意見のように感じてしまう。

 

 

 

もちろんこれは夫婦両方の立場になりうる。

 

 

子どもをつくってくれない→離婚 と考える人は、

子どもが欲しくても身体的に産むことが出来ない人。

結婚後、身体的に出産が出来なくなってしまった人。

検査したら子どもをつくる種を持っていなかった人。

 

このような人々も“離婚すべき相手”になってしまうのか。

また、ならないとしたらそこの差は何なのか。

 

 

結婚前に将来のことすべてをお互いに話すなんて言うのは不可能だ。

何が起こるかわからない、無数の進路がある人生の一つ一つを事前に察知し、

解決することなんてできない。

だから男女はお互いの考え方や価値観を知ろうと努力し、

「どんなことがあっても協力して乗り越えます」的な誓いをして結婚するのだ。

 

 

 

相手が子どもを作ろうとしないから離婚というのは、結婚の条件として提案していない限り、事前の話し合いの少なさやお互いの歩み寄りの放棄とも感じられる。

そもそも、子どもがいない未来なんていくらでもあり得る。

それを事前に話し合っていなかったとしても、

「子どもがいない未来なんて予想できなかった」

というのは苦しい言い訳のように感じる。

 

結局、突き詰めて考えてみて離婚する人は『認識のズレ』『価値観の相違』などの理由にまとまって離婚を選択するのだろう。

「子どもをつくるという共通認識を持っていると思っていたが、そうではなかった」

ということになるだろう。

(DVとか他の離婚要素が含まれるもは全くの別問題として)

 

 

 

そんなに子どもが欲しい、作れないならこの人とは別れたいと考えるなら、

交際中に「結婚後すぐに妊活を始めましょう。それまでにお互いの妊娠力チェックをして、検査結果を確認しましょう」

となど決めておく等の準備は必要だろう。

 

 

 

 

 

 

 

私は『離婚』自体が悪いもの、という考えでは全くない。

私自身も今後一生夫婦生活を続けていける、なんて確信も保証もない。

結婚前に知らなかった相手の顔も結婚後に生まれた相手の顔もあって当然だ。 

 

 

『子どもが欲しい』と思うと、不安や焦りや相手に対する思い、金銭的なことなど、追い込まれてしまう要素が大いにある。

 

 

そうなってしまった時に、早まった選択や、

理屈の通らない選択をすることのないように、

冷静に判断できるような考え方を持ち続けていたいと思う。